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美味しいもの、好きなこと、旅の風景。日々の暮らしの備忘録。


by aya
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カテゴリ:日本( 2 )

美食のお宿へ*加賀 

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オットが海外出張に出ている間、ワタシは一足先に日本に帰国し、両親と温泉の旅へ。

石川県加賀市、山城温泉のあらや滔々庵さんを訪れました。大型旅館も連なる温泉街の中にあって、なんだか料亭のよう。純和風の造りで落ち着いた佇まいです。

客室は加賀藩主、前田家ゆかりの建物を移築しているそうで。芸術家・北大路魯山人が好んだというお宿で、作品がいろいろと飾られており趣深かったです。

石畳の玄関先から中へ入ると魯山人の描いた衝立が。

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ロビーの奥にも魯山人の掛け軸や、彼が絵付けしたお皿など。

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小さいながら中庭も。風情があっていいですね。

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館内のちょっとしたところにも美を感じます。

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5階の客室です。写真に撮り忘れてしまったのですが、襖の取っ手が九谷焼で。面白いアイディアだと思いました。

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広縁スペースはさり気なくモダン。この匙加減が心地よいです。大きな窓からの景観はまるで林の中。

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大きくはないですが、清潔感のある洗面スペース。アメニティも充実していましたがほとんど使わず。。

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窓の外の緑に癒されながらほっと一息。お抹茶と水羊羹をいただきました。

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時間によって男女入れ替わる、旅館自慢の大浴場。こちら、源泉かけ流しなのです。さらっとしており癖のないお湯でした。

夕方の女性のお風呂「瑠璃光」はこんな感じでした。もう1つの「原泉閣」も同じくらいの大きさだったような。。

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露天風呂です。お風呂も脱衣スペースも清潔感があり気持ち良かったです。きちんと清掃してくださってるんですね。

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外には冷えたお水やビール、なんとカヴァまで。食事のワインを楽しみにしておりここは我慢。。

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食事は2階の和モダンな個室へ。こちらのお宿、食事が素晴らしいと聞いていたのですが、ワインリストまで充実しており驚きました。

今回は事前にお願いして、シャンパンと赤ワインを持ち込ませていただきましたが。。

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旬の食材、地元の素材をふんだんにあしらい、素材の持ち味を活かした逸品ぞろいの懐石料理。蛸の湯引き、鯵の棒寿司、葛打ちを。

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胡麻と胡桃のクリームで和えたイチジク、ずいきとウニ、とうもろこしのすり流しなど。彩り良く器も素敵です。

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鮑の肝ソース和え、丸茄子のオランダ煮と穴子。

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最後にとうもろこしと生姜の炊き込みご飯を。けっこうな量で食べきれず。。

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もう1つ楽しみにしていたのが、有栖川山荘。離れの一軒家がバーラウンジになっているのです。こんな渡り廊下を進んで。

かなり薄暗く、お客さんもいらっしゃって写真は撮れませんでしたが、昔にタイムスリップしたかのような独特の雰囲気が素敵なバーでした。

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朝食も前夜と同じお部屋にて。お腹いっぱいいただきました。

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老舗旅館ながら古さや堅苦しさを感じさせないしつらえと、繊細で美しいお料理に安らいだひと時。魯山人の作品や有栖川山荘など風趣に富むお宿でした。

この旅では九谷焼美術館にも立ち寄りました。古九谷から赤絵、現代作家の個性的な作品まで展示されており、器好きには嬉しい場所です。

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美術館は公園の中に。日本の6月は紫陽花が美しいですね。

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よく食べよく飲み(汗)あっという間に過ぎた一週間でした。



by aya_kit_pa | 2018-07-13 10:00 | 日本 | Trackback | Comments(0)
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金曜日の深夜便で飛び早朝に到着。日曜日の深夜にはもうシンガポールに戻っているという、まるで出張みたいなスケジュールでこなした弾丸帰国。渡星が決まるずっと前から予定していた企画で、両親、妹夫婦、弟夫婦、甥っ子姪っ子が勢揃いした賑やかな滞在でした。

宿泊したのはJR熱海駅からタクシーで5分ほどの高台にある温泉旅館、大観荘です。日本画の巨匠、横山大観がよく訪れていたのだとか。着いたとたんにホッとし、帰りは集合写真を撮って満足し、肝心のエントランスの写真を撮り忘れてしまいました…(涙)。

入り口を抜けると、天然木をふんだんに使用した和のしつらえが贅沢なロビーの空間↓。

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客室へと続く長い廊下↓。造園学の草分けとして知られる龍居松之助氏が手掛けたという、美しい日本庭園が広がっていました。

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静寂の中に心地よい水の音が響き、初夏の鮮やかな緑が溢れています↓。風情のある景観に心から安らぎを感じました。手入れの行き届いた庭園ならではの計算された美しさも素晴らしいのですが、なんというか、南国の緑と質が違うんですね。

日本が冬のときにシンガポールに来て、強烈な日差しの下で生命力をみなぎらせる常夏の緑に目が慣れていたようです。日本の緑には瑞々しさがあるというか、もっと繊細で柔らかい印象があるなぁと感じます。

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数寄屋造りの和室です↓。窓の向こうは相模湾です。写真には写っていない左端には立派なマッサージチェアが!!でもオットが独り占め…

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大人8人、子供4人(うち乳幼児1人)での夕食です↓。大きな広間を使わせて頂きました。

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こちらのお料理は嬉しいことに京風懐石。薄味でとても上品でした↓。地元の相模湾であがった海の幸をはじめ、旬の食材が美しい器に彩りよく盛られ、目も舌も楽しませて頂きました。

食材の好き嫌いは特にない方ですが、お酒と一緒にいろんなものを(おつまみを…汗)ちょこちょこと少しずつ、というスタイルが昔から一番好きです。素材の持ち味を生かした懐石料理に舌鼓を打ち、至福のひと時でした。

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家族みんなお酒好きです。お祝いの席ということで事前にお願いしてワインを持ち込ませて頂きました↓。お酒も入ってすっかり盛り上がり、中盤から料理の写真を完全に忘れてしまった…

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朝食は和食か洋食を選べました。洋食はさらに好きな卵料理まで選べるんです。姪っ子は卵の代わりにソーセージを頼んでました。子連れのファミリーにも嬉しいサービスです。

旅館に来たら小鉢がたくさん並ぶ朝食も楽しみの一つです↓。自宅では実現されないので…(汗)。久しぶりの干物とタラコにホッとしました。

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オットが休みをとれなかったため、いろいろと考えワタシだけ残ることはせずシンガポールに戻りました。マッハな旅でしたが家族全員でワイワイガヤガヤ、久しぶりに温泉で骨休めもできて良かったです。

話は変わり、成田に着いてさらに新幹線で移動するというケースは今回が初めてでした。JR東海が運営する予約サイト(EX予約)では海外からの予約ってできないんですね…。ネットの予約は国内限定のサービスだとオフィシャルに明記されていました。。一時帰国で必ず新幹線に乗り継ぐ方や頻繁に出張される方などニーズはあると思うのですが…

それからタクシーです。大きなスーツケースを持っていたのでちょっとした移動で利用しました。妙に安いなぁと思ったら初乗りが410円に値下がりしていた!1月末に運賃が改訂されていたんですね。

そんなちょっとした気付きのあった、美味しく楽しく睡眠不足な弾丸帰国でした。



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by aya_kit_pa | 2017-06-20 11:20 | 日本 | Trackback | Comments(0)