日常を忘れて楽しむ老舗フレンチ@Les Amis
2017年 07月 06日
シンガポールのフレンチを代表するファイン・ダイニングの一つ、Les Amis。オーチャードの伊勢丹スコッツのちょうど裏手、Shaw Centreの1階にひっそり佇んでいる老舗レストランです。
先週末がちょうど結婚記念日ということで、ディナーに行きました。頂いたのは3種類のうち一番ボリュームの少なそうなクラシックなコース(Le Menu Classique)です。せっかくの機会なので、食事にグラスワインをペアリングして頂きました。
HPに出てくるコースの詳細は必ずしも最新のものではないんですね。店内で改めて見たらちょっと内容が違っていました。でも品数や価格は参考になりました。
華美な装飾のないシックな店内↓。天井のシャンデリアが美しく優雅な雰囲気を醸し出しています。
小さなアペタイザーにはサクサクのチュイールが載っていました↓。
ヴィシソワーズの中にブルーロブスターとキャビアが入っているんです↓。甘みのある滑らかなポタージュにキャビアの塩味がアクセントになっていて美味でした。シャンパンがとてもよく合う一品です。
さらに一口サイズの小さなクロワッサンもついてきました↓。表面のサクサク感とバターの風味がシャンパンにまたよく合っていたように思います。
前菜はホワイトアスパラガスでした↓。このボリュームにはびっくりでしたが、大好きな食材なので嬉しいです。
お肉は2種類から選べました。ワタシが頂いたのは仔羊です↓。ほうれん草でくるまれたお肉がとてもしっとりしていてナイフがスーッと入る柔らかさ。やっぱりソース控えめで頂くのが好みでしたが、このソース自体はさすがに上品でした。
オットが食べていたビーフです↓。シェアしてくれなかったので、たぶん相当美味しかったんだと思います。左のソースはそれぞれ単独でも全部混ぜても楽しめるとのことでした。右の丸いポテトがかわいいです。これもくれませんでした。
口直しのグラニテは南仏のメロンとバニュルスを使ったソースです↓。オットはこのソースでさらに酔いが回っていました。
デザートがクリスマスツリーのオーナメントみたいです↓。大きなシュガーボールを割るとイチゴのソルベがてろ~んと出てきました。
最後に出てきたプティフールです↓。といってもタルトもカヌレもしっかりサイズがあります。。お腹いっぱいで苦しかったのにしっかり食べてしまいました。
さらに1人1つ、お土産まであるんですね↓。
中には立派な焼き菓子が↓。カスタードを少し固めたようなクリームが入っています。コースのデザートよりも、プティフールやこのパイなど素朴な焼き菓子が好みでした。
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食べてみたら、ベースのパイ生地がほんのりチーズ味。タイムとバジルの優しい風味と程よい塩気のバランスが絶妙で、なんだかピザみたいな味わいでした。
小さなアペタイザーにはサクサクのチュイールが載っていました↓。
さらに一口サイズの小さなクロワッサンもついてきました↓。表面のサクサク感とバターの風味がシャンパンにまたよく合っていたように思います。
前菜はホワイトアスパラガスでした↓。このボリュームにはびっくりでしたが、大好きな食材なので嬉しいです。
一度蒸してからローストされたそうで、程よく歯ごたえの残る食感とちょっと香ばしい感じが美味でした。添えのオランデーズソースも凝っていて、中にはなんとトマトが混ざっているんです。
海老なのかロブスターなのかよく分からない(汗)クレイフィッシュです↓。そのまま熱を加えるとパサパサになってしまうということでズッキーニにくるんで調理されたのだそうです。
海老なのかロブスターなのかよく分からない(汗)クレイフィッシュです↓。そのまま熱を加えるとパサパサになってしまうということでズッキーニにくるんで調理されたのだそうです。
オリーブオイルと澄ましバターにフィッシュストックを合わせたというソース。上品でまろやかですが、ワタシはソース控えめでシンプルに頂くのが好みでした。
お肉は2種類から選べました。ワタシが頂いたのは仔羊です↓。ほうれん草でくるまれたお肉がとてもしっとりしていてナイフがスーッと入る柔らかさ。やっぱりソース控えめで頂くのが好みでしたが、このソース自体はさすがに上品でした。
グラスの赤ワインでお店の方のお薦めが2種類あり、どちらもテイスティングさせて頂きました。しばらく迷っていたら、なんとハーフの量で両方用意してくださったんです。合わせたら1杯分より多かったはず。。
オットが食べていたビーフです↓。シェアしてくれなかったので、たぶん相当美味しかったんだと思います。左のソースはそれぞれ単独でも全部混ぜても楽しめるとのことでした。右の丸いポテトがかわいいです。これもくれませんでした。
デザートがクリスマスツリーのオーナメントみたいです↓。大きなシュガーボールを割るとイチゴのソルベがてろ~んと出てきました。
このデザートはワタシにはかなり甘かったです。。でももともと甘いものが好きな方にとってはいろいろな食感を一度に楽しめる嬉しいデザートですよね。なんと言っても華やかです。
最後に出てきたプティフールです↓。といってもタルトもカヌレもしっかりサイズがあります。。お腹いっぱいで苦しかったのにしっかり食べてしまいました。
さらに1人1つ、お土産まであるんですね↓。
中には立派な焼き菓子が↓。カスタードを少し固めたようなクリームが入っています。コースのデザートよりも、プティフールやこのパイなど素朴な焼き菓子が好みでした。
シンガポールに限らず海外にくると、レストランのサービスの質や洗練された接客のレベルはこちらがそれだけの対価をきちんと支払ったうえで受けているんだなぁと強く感じます。
ミシュラン星付きレストランだけあり期待を裏切らないサービス。会話を遮らないよう配慮しながらパンのお代わりやワインのテイスティングを薦めてくださったり、お皿を下げに来られるタイミングも完璧でとても快適でした。
サーブされる方がそれぞれの料理の素材や調理法まできちんと熟知していて、こちらが質問したことに対して丁寧に答えてくださるというのも嬉しいです。
全て申し分なく美味しかったレザミですが、特にアミューズや前菜などの前半が好みで感激なディナーでした。贅沢な素材をふんだんに使った洗練された料理の数々。日常を忘れ、特別な時間をゆったり過ごすのにふさわしいレストランでした。
Les Amis
1 Scotts Rd., #01-16 Shaw Centre, Singapore 228208
TEL: +65 6733 2225
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by aya_kit_pa
| 2017-07-06 11:15
| シンガポールの西洋料理
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